デニスカップで日本敗退に思う問題点と錦織の大切さ。
2月4日に行われた男子テニス・国別対抗戦デビスカップ・ワールドグループで
世界ランク13位の日本は世界ランク4位のフランスに手も足も出ず
一回戦敗退が決まり、9月15日のプレーオフで世界グループ残留を掛けて戦うことになりました。
日本のエース錦織が
欠場した為の結果とも考えられるが
錦織がいなくてもいい勝負が出来るようにならなければ
どっちみち錦織が出ていても勝ち上がることは出来なかったでしょう。
改めて日本男子テニス界が世界レベルで
勝負していくにはまだまだ選手層が薄く
錦織以外にも世界ランクで上位に行ける実力のある選手を
育てていかなければなりませんね。
参考
デビスカップとは?
1900年から毎年行われている男子テニスの国別対抗戦であり
女子テニスの国別対抗戦はフェドカップといわれている。
デビスカップの仕組み
基本的には上位16チームがワールドグループとして
トーナメント方式で戦う。
来年のワールドグループは今年の1回戦で敗退した国と
世界各地のゾーンと呼ばれるグループの優勝国が
プレーオフを行い、ワールドグループ出場国を決める。
各試合は5セットマッチで行われ
シングルス2試合⇒ダブルス⇒シングルス2試合の順番で行われ
先に3勝した国が出た時点で終了となる。
今回のワールドグループ国一覧
アルゼンチン・オーストラリア・ベルギー・カナダ
クロアチア・チェコ・フランス・ドイツ
イギリス・イタリア・日本・ロシア
セルビア・スペイン・スイス・アメリカ の16カ国
ここ数年の優勝国(準優勝国)
2012 チェコ(スペイン)
2013 チェコ(セルビア)
2014 スイス(フランス)
2015 イギリス(ベルギー)
2016 アルゼンチン(クロアチア)
この表を見る限りチェコが2012・2013と2年連続優勝した以外
はすべて別々のチームが優勝もしくは準優勝しており
このことからも国別対抗戦でいかに上位の国が
力が拮抗しているかが分かるだろう。
記事全文
<男子テニス・国別対抗戦デ杯ワールドグループ>◇1回戦◇4日◇有明コロシアム◇ダブルス
世界13位の日本が同4位のフランスにダブルスでも敗れ、通算0勝3敗。5日の最終日を待たずに1回戦敗退が決まった。
また、シングルス2試合、ダブルス1試合で1セットも奪えなかったのは、10年オーストラリア戦以来、7年ぶりの屈辱の敗戦となった。
日本は9月15日開幕のプレーオフで、世界グループ残留を賭ける。
引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170204-01774475-nksports-spo